市立豊中病院

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脳卒中センター

脳卒中センター | 医療連携 | 脳卒中とは | t-PA治療

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日本で死亡原因第4位、寝たきりとなる原因の第1位をしめる脳卒中。
近年、脳卒中の過半数を占める脳梗塞に対する超急性期(発症後4.5時間以内)治療の進歩により、早期の対応での有効性が判ってきました。市立豊中病院では、脳卒中センターを開設し、脳卒中を疑う患者さんの緊急受け入れに対応しています。

脳卒中センター stroke care unit (SCU)

市立豊中病院の脳卒中センターは、24時間対応で脳卒中急性期(発症から初期の治療を要する期間)の患者さんを対象として、内科的治療(血栓溶解療法・合併症の予防など)、脳外科的治療(緊急手術、血管内治療など)のいずれにも対応できるチーム医療を行っています。

脳卒中センター

脳卒中の治療なかで現在注目されているのが、脳梗塞超急性期の血栓溶解療法です。
この治療法は、t-PA(tissue plasminogen activator)という血栓溶解剤を使用して血管に詰まった血栓(血の塊)を溶かして血管を開通させ脳梗塞を治療するという方法です。
ただし、この治療が有効なのは発症後4.5時間以内の患者さんに限られるため発症直後に来院していただく必要があります。
平成19年4月に当院の脳卒中センターが発足し、これまでにこの治療により多くの患者さんが回復されています。なお、発症4.5時間を超えた患者さんに対しても、他の治療法で対応します。

患者数 平成28年度

脳梗塞 TIA 脳出血 くも膜下出血
293名 33名 91名 21名

t-PA治療総数 平成29年8月現在

t-PA治療総数 166例

脳卒中センターの診療体制

担当医(脳神経外科医・神経内科医)が24時間365日間体制で対応しています。患者さんが救急車で搬送されている間、救急隊員からの直接連絡で状態を把握しながら受け入れの準備をします。緊急の患者さんに限っていますので、急を要しない患者さんは通常の診察時間におこしください。

  • 24時間365日対応可能な緊急治療体制
  • t-PA治療患者および重症脳卒中患者はICU(集中治療室)あるいは HCU(準集中治療室)に入室
  • 脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血の、緊急手術・血管内治療に対応
  • 急性期のリハビリテーションの推進(早期社会復帰に向けて実施)

対象疾患

対象は主として脳卒中ですが、他の頭部疾患も受け入れています。

脳神経外科関係では…

脳内出血
既往に高血圧症があり、急に半身麻痺、言語障害などが起こり、意識障害に至ることもある。
くも膜下出血
突然、激しい頭痛、嘔吐で発症する疾患で意識障害を起こす場合もある。
脳腫瘍・慢性硬膜下血腫
高齢の方で数日間かかって運動障害などが進行する。過去2~3ヶ月以内に頭部打撲の既往があることが多い。

また脳卒中ではありませんが、頭部外傷なども対象としています。これらの場合は、通常の診察時間帯以外でも、特に急を要する患者さんに限り診察ならびに治療を行います。 なお急を要しない患者さんは通常の診察時間(月、水、木の9時~11時)に脳神経外科を受診していただきますようお願いいたします。

神経内科領域では…

脳梗塞、髄膜炎、てんかん発作、ギランバレー症候群など、急性期治療が必要な疾患を受け入れています。特に急を要しない患者様は、通常の診療時間(平日9時~11時)に神経内科で診療させて頂きます。

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