病院紹介:市立豊中病院について

市立豊中病院広報誌 病院だより No.45(平成30年1月発行)

Topics1:看護部「療養サポートセンター」

「温かなこころとケアで信頼される看護」をめざして

近年、患者さんの治療・療養の場は病院から在宅へと移っています。治療の準備や退院後の療養生活の調整も、通院の中で整えることが一般的になっています。そのような中、患者さんが感じる様々な不安の緩和や、治療と生活の両立へのサポートが必要といわれています。当院では、「療養サポートセンター」で「入院前支援」「療養支援」を行っています。

「入院前支援」は、全身麻酔での手術予定の方や心臓カテーテル検査・治療予定の方を対象に、入院の準備や手術・検査・治療前後の経過を説明し、治療に対する疑問や不安の緩和を図っています。入院決定時に診療科で予約を取りご案内します。

「療養支援」は、当院通院中の患者さん及びご家族・介護者の方々の療養に関する相談を受けています。当院に所属する専門看護師・認定看護師が、各々の分野(脳卒中、高齢者、嚥下、皮膚・排泄、化学療法、放射線治療、がん看護など)の相談に応じています。

「療養支援」では当院通院中の患者さんの次のような相談に対応しています。

夫の脳卒中の再発が心配です。生活の中で何を注意すればいいでしょうか?
→ 担当分野:脳卒中
人工肛門をつくるといわれたけど、生活はどう変わりますか?仕事は?旅行は?
→ 担当分野:皮膚・排泄
最近物忘れがひどくて…大丈夫かしら?
→ 担当分野:高齢者
父の床ずれを悪くしないためには何に注意すればいいですか?
→ 担当分野:皮膚・排泄
今後治療を受ける抗がん剤の副作用ってどんなものがあるんだろう?
→ 担当分野:化学療法
祖母ですが、最近よくむせて食べにくそうです。どうすればいいですか?
→ 担当分野:嚥下えんげ
先生から説明された放射線治療ってどんなものだろう?
→ 担当分野:放射線治療
母ががんの治療中です。様々な症状が出ています。家族でどうサポートしてあげればいいんでしょうか?
→ 担当分野:がん看護

上記のような病気の治療や日々の生活について相談したい、治療と生活の調整に関して悩んでいる、不安があるなど、療養に関する相談がある方は下記の方法でご予約ください。

「療養支援」予約方法

(1回30分 完全予約制)

  1. 病院へお越しください(電話予約は出来ません)
  2. 療養サポートセンターの受付で問診票を記入し、予約をお取りください
  3. 予約日:直接、療養サポートセンターにお越しください
療養サポートセンターの場所

当院正面玄関を入りすぐ右の通路を進んでください。右側に「療養サポートセンター」の受付があります。隣は「がん情報コーナー」です。

Topics2:新病院設立20周年を迎えました!!

当院は、現在の柴原町に新設オープンをして、平成29年11月で20周年を迎えました。

元をたどりますと、当院は昭和19年に豊中駅近くの民間病院を買収し、豊中市民病院としてスタートをし、昭和29年の岡上の町への移転を機に市立豊中病院と改称しました。その後、長年にわたり皆さんの生命と健康を守ってきましたが、医療の高度化・複雑化に対応するには建物が古く手狭になってきたため、平成9年11月3日に現在の柴原に移転をしました。

新病院建設にあたっては順風満帆ではありませんでした。平成6年の集中豪雨による浸水で重機類が使用できなかったことや、阪神・淡路大震災によって土砂の搬出経路が遮断されるという2度の天災で、約1年間の遅れを余儀なくされました。その後、当時ホテル風の病院として多くの脚光を浴びつつ新設オープンしましたが、このような苦労を経たこともあり、感激もひとしおでした。

その後は、国指定による地域がん診療連携病院の指定や大阪府の地域医療支援病院の承認など、地域の急性期医療とセーフティネットの役割を担ってきました。また平成28年には新たに最新鋭の手術支援ロボットを整備するなど、診療機能の向上にも努めています。

今後も安心で良質な医療の提供により、皆さまに愛され、信頼される病院となるよう職員一同、頑張っていきます。

→バックナンバーはこちら

ページの先頭へ移動