病院紹介:市立豊中病院について

市立豊中病院広報誌 病院だより No.34(平成27年3月発行)

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薬剤部

薬剤部は医薬品を専門に取り扱う部門として、患者さんが安全かつ適正な薬物治療を受けられるように、24時間、365日体制で調剤室、注射室、製剤室、治験薬管理室、医薬品情報管理室、薬品管理室、病棟薬剤管理室の7室で業務を分担し、また連携をとって業務を行っています。さらに感染対策推進チームや栄養サポートチーム、緩和ケアチーム等の一員として、また糖尿病センターや外来化学療法センター、心臓病センターなどにおいてもチーム医療の一員として活動しています。

薬剤部内各室の業務
薬剤部ってどんなところ?

調剤室

主に入院患者さんの内服薬や外用薬の調剤を行っています。医師の処方にもとづき、調剤機器を使用して服用時間ごとに飲むお薬を1袋にまとめたり(一包化)、小児や錠剤、カプセル剤を服用できない患者さんには薬剤を粉砕して粉薬にしたり、患者さんの状態に合わせた調剤を行っています。

製剤室

入院・外来抗がん剤や高カロリー輸液の無菌調製を行っています。
また消毒剤や特殊な軟膏、外用液剤などの調製を院内製剤として行っています。

なぜ高カロリー輸液は無菌調製するの?

高カロリー輸液製剤の点滴は12~24時間と長時間にわたります。そのため、細菌やほこり等の異物が混入しないよう衛生的に調製する必要があります。そこで、ほこりや細菌が極めて少ない無菌室と呼ばれる室内のクリーンベンチと呼ばれる設備の中で、無菌的に調製を行っています。

注射室

注射薬は、調剤室と同様に各種コンピュータシステムやバーコードを利用して様々な安全確認を行っています。注射薬自動払出機を使用して患者さんごとに1回使用分ずつの調剤を行っています。

病棟薬剤管理室

入院患者さんが薬物療法を安心して受けることができるように、病棟毎に専任の病棟薬剤師が配置され、患者さんや他の医療スタッフへの医薬品の情報提供や医薬品の管理を行っています。

病棟の薬剤師は患者さんとどんなお話をしているの?

持参薬のお話や副作用歴、アレルギー歴をお聞きすること、入院してから開始される薬についての説明や副作用が出ていないかの確認などをしています。

医薬品情報管理室(DI室)

医薬品に関する情報を収集・保管し、迅速に提供しています。情報提供の方法は、患者さんには服薬説明(文書)として、院内スタッフにはDIニュースや院内ホームページなどオンラインで迅速に情報提供を行っています。

チーム医療への参画
他のスタッフとともに

糖尿病センターにおける糖尿病教室や、心臓病センターにおける心臓病教室で薬剤師が医師や看護師等とともに、チーム医療の一員として、患者さんのサポートを担っています。
病棟では感染対策推進チームや栄養サポートチーム、緩和ケアチーム、褥瘡対策チームの一員として活動しています。又、病棟でのカンファレンスやがんの症例検討会にも参加しています。

がん患者指導
あらかじめ知っておくことの大切さ

平成26年度4月から、がんの痛み止めの投与を受けている患者さん、平成26年5月から外来化学療法センターで治療を受けている患者さんに薬剤師が薬の説明をしています。

お薬の説明
  • 投与スケジュール
  • 副作用(いつ?どんな?)
  • 薬の飲み合わせ
  • 飲み忘れ防止の方法 などを個別に

特にがんの治療に使うお薬や、痛みのコントロールに使うお薬は副作用が出やすいので、あらかじめ説明を聞くことが大切!

豆知識
連携でがんの痛みをコントロール!

当院は、地域がん診療連携拠点病院の指定を受けているため、多くのがん患者さんの診療に関わっています。
がん診療には、がんそのものの治療とともに、緩和ケアというがんの痛みをコントロールするための治療があります。緩和ケアは、がんがわかった瞬間から、患者さんができるだけ今まで通りの生活を送ることができるように痛みがあれば積極的に痛みをコントロールするという考え方で行われます。
当院では外来患者さんに痛みをコントロールする薬が処方された時には、薬剤師がそのお薬の説明をしていますが、今後は、保険薬局の薬剤師さんと当院の薬剤師が連絡しあって患者さんの痛みのコントロールに関わっていくことができるよう現在準備を進めているところです。

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