病院紹介:市立豊中病院について

市立豊中病院広報誌 病院だより No.19(平成23年4月発行)

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地域医療支援病院の承認を受けました。

市立豊中病院は平成22年11月19日付けで大阪府より地域医療支援病院の承認を受けました。
当院は、平成15年度に策定しました「病院運営健全化計画(計画期間:平成15年度~平成24年度)」の基本目標を地域医療支援病院の承認取得として、さまざまな取り組みを行ってきました。

地域医療支援病院とは?

地域医療支援病院は、地域の医療を病院と診療所などが役割分担をし連携を図るために、患者さんに身近な地域でかかりつけ医などが第一線の医療を担い、これらへの支援を通じて地域医療の確保を図るものとして、都道府県知事が承認する病院です。

主な承認要件

●紹介患者中心の医療を提供している( ア~ ウのいずれかを満たしていること)。
 ア 地域医療支援病院紹介率が80%を上回っている。
 イ 地域医療支援病院紹介率が60%を上回り、かつ、逆紹介(注1)率が30%を上回る。
 ウ 地域医療支援病院紹介率が40%を上回り、かつ、逆紹介率が60%を上回る。
●建物、設備、機器等を地域の医師等が利用できる体制を確保している。
●救急医療を提供する能力を有する。
●地域の医療従事者の資質の向上を図るための教育(研修)を行っている。
●原則200 床以上である。ただし、病床の種別は問わない。
●必要な構造設備・施設を有する。
※(注1)逆紹介: 病院から、かかりつけ医や地域の診療所へ患者さんを紹介すること。

大阪府内の承認施設

平成22年11月19日現在 23施設

地域の急性期医療中核病院として

当院に求められている役割

救急医療/安全で質の高い医療/専門的な医療/日常のかかりつけ医/教育訓練機関としての役割/療養型の長期入院

問題点

すべてに対応できるよう努力すると…

●予約なしの患者さんの増加
●外来診療での待ち時間の増加
●充分な診療時間の確保が困難

平成15年度 病院運営健全化計画 目標

地域医療支援病院の承認

地域全体の効率的な医療提供体制構築に参画
高度で良質な医療の提供
救急医療の提供

市立豊中病院の役割

病院運営健全化計画策定から7年が経過し、高度で良質な医療の提供への取り組みとして、脳卒中・心筋梗塞など、循環器系救急患者へ対応可能な救急医療体制の構築や、周産期センターの開設、地域がん診療連携拠点病院としての多岐にわたるがんへの対応など、医療提供面では目覚しく発展を遂げ、地域医療へ大きく貢献してきました

24時間365日の救急医療体制

●二次救急医療機関
 標榜科:内科、外科、小児科(二次輪番制)

地域周産期母子医療センター

●ハイリスク妊婦の積極的受け入れ。
●NICU6床運営。
●二人主治医制度(注2)の運用。
※(注2)二人主治医制度
正常に経過している妊婦への妊婦健診や定期診療などを地域の先生方に担っていただき、当院は高度医療を担当する。

脳卒中センター

●脳神経外科医・神経内科医が 24時間365日間体制で対応。
●t-PA治療(脳梗塞超急性期)の実施。

地域がん診療連携拠点病院

●高度医療機器・検査による診断
●集学的治療●緩和ケアの提供
●がん相談支援事業

心臓病センター

●循環器科医・心臓血管外科医が 24時間365日間体制で対応。
●CCU3床を運営。

地域医療の連携を確立する取組み

地域医療連携の確立に向けて、高度な医療資源を必要とする市民に、適切な医療の機会を保障できるよう地域医療室を設置し、地域の医療機関との機能分担およびネットワーク化に取り組んでいます。
ふだんの健康管理は地域の「かかりつけ医」で細かく診察していただき、入院治療や専門的な検査が必要になれば、「かかりつけ医」の先生から当院へ紹介してもらえます。

平成17年度 登録医制度の創設
かかりつけ医利用の啓発

かかりつけ医紹介コーナーの設置: 近くの医療機関をご紹介します。

今後も『豊中市の地域中核病院として「心温かな信頼される医療」を提供します』の
基本理念に基づき、市民の信頼にこたえ、引き続き地域医療に貢献していきます。

診療科・部門案内 地域医療連携部(平成23年4月開設)

地域医療支援病院に求められる主な機能を円滑に進めるため、地域医療連携部(「地域医療室」と「がん相談支援センター」で構成)では次のような業務を行なっています。

1.地域医療室
【地域医療連携グループ】

●紹介患者の診療予約・返書・逆紹介
医療機関からFAXで診療申し込みを受け、診察の予約をお取りしています。また医療機関が発行した紹介状をお持ちの患者さんの診察の予約もお取りしています。(患者さんの直接予約は電話で変更できません。)
●かかりつけ医紹介コーナー
当院で受診している患者さんで、病状が安定し「かかりつけ医」による診療が可能と判断した場合には、「かかりつけ医紹介コーナー」でご紹介しています。

【患者支援グループ】

●退院支援・訪問看護
身体の状態やご本人・ご家族の意向を伺い、自宅、急性期以外の治療をする病院、施設など、患者さんに合った方向性を考え、退院への支援をします。
自宅に帰る方には、往診可能な在宅医師に引き継ぐことも可能ですし、当院からの訪問看護(市内在住の末期の悪性腫瘍の患者さんが対象)のほか、介護保険の諸サービスへの調整もします。
●医療福祉に関する相談
医療費や生活費などの経済的な問題および、介護保険制度などの社会保障制度についての相談を受けています。

2.がん相談支援センター

相談員がお話を伺い、必要に応じて社会福祉士・看護師・臨床心理士・医師・栄養士・薬剤師など専門
のスタッフと連携して、患者さんやご家族の疑問・不安・悩みを解決するお手伝いをします。

市立豊中病院登録医制度とは

患者さんの紹介、逆紹介や開放型病床の利用による共同診療などで、市立豊中病院と連携を図り、患者さんに一連の継続した医療を提供できるように協力体制を取っている地域の医師、歯科医師の先生方を市立豊中病院登録医といいます。患者さんには「かかりつけ医」としてご紹介しています。

登録医(かかりつけ医)のメリット

●登録医からの「紹介状」には、患者さんの病状や検査結果な どの大切な情報が記載されており、担当医間の確実な情報共 有ができ、無駄なく適切な医療を受けていただけます。
●「紹介状」をご持参いただくと、当院での初診時保険外併用 療養費(2,100円)がかかりません。
●開放型病床を利用して登録医の先生からご紹介いただいた患 者さんに対して、当院の医師と共同診療ができます。

登録医数 (平成23年3月31日現在)

571医療機関 637名

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