病院紹介:市立豊中病院について

市立豊中病院広報誌 病院だより No.11 (平成21年6月発行)

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病院運営健全化計画(計画期間 平成21年度から平成24年度)
「後期実施計画」を策定しました。

病院運営健全化計画は、市立豊中病院の現状と、医療制度改革の方向性(=医療機関の役割分担と機能連携など)をふまえ、「心温かな信頼される医療」という基本理念に基づいて、当院が地域で果たすべき役割と今後の目標を明確にするために策定しました。
病院運営健全化計画は平成15年度の策定から6年が経過し、これまでさまざまな取り組みを進めてきました。

これまでの取り組み

  • 循環器救急患者(脳卒中・心筋梗塞など)への対応
  • 周産期センターの開設
  • 地域がん診療連携拠点病院としての対応 など


地域医療へ大きく貢献

地域での役割

地域住民のいざという時の安心・安全を守る救急医療の提供は、公立病院の重要な責務と考えます。 地域との役割分担・機能連携を基本としながら、急性期病院として診療機能の維持・強化を図っていきます。

国が定める地域との連携が重要な4疾病4事業についての取り組み
4疾病
(糖尿病・心筋梗塞・脳卒中・がん)
  • がん診療における医療水準の向上
  • 循環器救急患者への対応
  • 地域連携クリニカルパスの拡充
  • 地域医療連携の推進
4事業
小児救急医療・災害医療
周産期医療・救急医療
  • 救急専門医の確保
  • 院内助産の開始
  • 救急医療体制の維持
  • 災害時救急医療への対応

後期実施計画の重点施策

平成24年度までの計画期間において、重点的に取り組むべき施策を定めました。

患者満足度の向上
  • インフォームドコンセントの徹底
  • セカンドオピニオンの充実
  • 外来時在院時間の短縮
  • 診療費自動支払機の設置 など
医療の質の向上
  • 医師・看護師の安定的確保
  • がん医療・周産期医療の充実
  • 救急医療体制の確保
  • 医療安全対策の徹底 など
地域医療機関との連携
  • 地域医療支援病院の承認要件取得
  • 地域連携クリニカルパスの拡充
  • 登録医制度の円滑な運用
  • 圏内市立病院とのネットワーク化 など
経営状況の改善
  • 新たな施設基準の取得
  • 後発医薬品の使用拡大
  • 消耗品費や光熱水費など諸経費削減
  • 職員給与比率50%の達成 など

数値目標

実施計画項目のうち、数値目標の設定が可能なものについてはできる限り設定し、達成状況を評価することにより、効果的に進行管理をおこないます。

目標
現在値:平成20年度見込
目標値:平成24年度
セカンドオピニオンの充実
セカンドオピニオン外来開設数
14外来 20外来
病床の効率的な運用
病床利用率
93.0% 95.0%
紹介率・逆紹介率の向上
地域医療支援病院逆紹介率
56.9% 70.0%
がん医療の充実
外来化学療法件数(年間)
4,300件 5,000件
後発医薬品の使用拡大
後発医薬品品目数
102品目 180品目
経営状況の改善
職員給与比率
54.2% 49.6%

今後は「後期実施計画」に基づき、引き続き病院運営の健全化に取り組み、地域の中核病院として地域医療へ貢献していきます。

診療科・部門案内 地域医療室

地域の診療所や病院との連携の窓口
地域医療室は、地域にある病院・診療所の先生方との「医療連携」をはかり、患者様に安心して円滑で適切な医療を受けていただけるよう看護師6名・医療ソーシャルワーカー(MSW)4名・事務員10名の職員で次のような業務を行っています。

診療予約業務を行っています

普段の健康管理は、地域の「かかりつけ医」で診察していただき、入院治療や専門的な検査が必要になれば、「かかりつけ医」から当院へ紹介があり、専門医の診療予約をお取りしています。
来院の際には、必ず紹介状を持参ください。紹介状には、患者様の病状や検査結果などの大切な情報が記載されており、担当医間の確実な情報共有ができ、適切な医療を受けていただきます。また、保険外併用療養費(2,100円)がかかりません。

地域の「かかりつけ医」をご紹介しています

当院で受診している患者様で、病状が安定し「かかりつけ医」による診療が可能と判断した場合には、1階中央待合ホールにある「かかりつけ医紹介コーナー」でご紹介しています。

入院患者様が退院されるにあたり、安心して在宅療養でき、自分らしくより良い生活ができるよう支援しています

●看護師・医療ソーシャルワーカーが自宅退院に向けてや転院・施設入所に向けた転院先医療機関との調整をしています。
●看護師が退院後のがん患者様宅を訪問し在宅療養を支援しています。

医療福祉に関すること

医療ソーシャルワーカーにご相談ください。

がん患者様の悩みを「がん相談支援センター」でご相談ください。

がんの患者様やご家族の皆様が、自分らしく、より良い生活をしていくためのサポートを行います。がんに関する疑問、不安や悩みなどご相談ください。

地域医療支援病院とは

地域医療支援病院とは、地域の医療を病院と診療所などが役割分担をして 連携を図っていこうとするもので、都道府県知事によって承認されます。

承認要件
  • 開設主体:原則として国、都道府県、市町村、特別医療法人、公的医療機関、医療法人等
  • 紹介患者中心の医療を提供していること(1、2、3 のいずれかを満たしていること)
    1. 地域医療支援病院紹介率が80%を上回っていること
    2. 地域医療支援病院紹介率が60%を上回り、かつ、地域医療支援病院逆紹介率が30%を上回ること
    3. 地域医療支援病院紹介率が40%を上回り、かつ、地域医療支援病院逆紹介率が60%を上回ること
  • 原則として200床以上の病床及び地域医療支援病院としてふさわしい施設を有すること
  • 建物、設備、機器等を地域の医師等が利用できる体制を確保していること
  • 地域医療従事者に対する教育を行っていること
  • 救急医療を提供する能力を有すること

医師・看護師など地域の医療資源が不足するなか、 互いに連携を図りながら地域全体で効率的な医療提供体制をめざします。

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